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2010/08/30

潮風に錆びない

10代のころ、ストレイキャッツやプレスリーに夢中になっている友達を見て、そんなに魅力的なのか・・と興味はあったものの最近になってやっと、いわゆる「シブい歌」を心地よいと感じるようになった程度の私には、演奏の良し悪しなんて感想程度にしか分からない。それでも好し嫌しについては当然のようにあるわけで。
やっぱり、いいものはいいんだ。と目と目で合図。目と目でキッス。

使い古しの箱 期限切れのエアコン





























アンティークな車 オールディーズな音楽 ユーズドにならない人





























初上陸の茨城にて、鹿島は海の匂い。
小さいプレハブ小屋の横。クーラーの効いた軽車の中で。
漏れ出るベース音をよそに
奏でる喜びを知る人達の熱は冷やされることなく沸々と
蜃気楼のようにゆらゆらと
楽しみのカタチを作り出すのだと知った。

的外れのヒールでずる剥けになった足の痛みと消費された絆創膏は無駄ではない。